【ざっくり株用語集】今後随時更新していく予定です

株式投資が難しそうな要因の1つに、その専門用語の多さや難解さがありますよね

専門的なところまで踏み込みませんが(できないので)それらをざっくりと説明します

投資初心者はもちろん、中級者以上も知識の再確認として活用していただけるとうれしいです

随時更新し、単語も増やしてていく予定です

※全ての株用語を網羅するものではなく、特に当サイトでよく出てくるものに絞って掲載します

※内容に誤解を招くミスなどを見つけた場合はご連絡いただけると助かります(私も読者さまも)

【あ行】

▶アクティブファンド 積極的な資産運用で、インデックス指数を上回る成績を目標とする投資信託

▶アセットアロケーション おおまかな資産配分のこと。資産全体のうち株式で何割、現預金で何割、債権で何割、不動産や金はこれくらい…などの配分、計画

▶ETF[いーてぃーえふ] 上場済みの投資信託

▶iDeCo[いでこ] 個人型確定拠出年金。自分で用意(拠出)した資金を毎月定額(確定)で運用し、将来的にプラスアルファの老後資金(年金)として受け取ることができる。掛け金が全額所得控除となり、運用益が非課税となるのが大きなメリット。60歳まで途中で資金を引き出せないのがデメリット。税制上のメリットが大きいので活用したい

▶インカムゲイン 株式などの配当から得られる利益のこと

▶インデックスファンド 対象とする指数に連動した資産運用で、市場平均のリターンを目指す投資信託のこと。日本なら日経平均やTOPIX、米国ならS&P500、NYダウなどが、代表的なベンチマークとなる

▶S&P500[えすあんどぴー500] 米国で時価総額の大きい主要500社から算出される株価指数

【か行】

▶GAFAM[があふぁむ] グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトの頭文字を並べた呼び名。Mを省いた「GAFA(があふぁ)」もある。米国トップ級(つまり世界トップ)の主要企業で、その動向や業績が市場を大きく左右する

▶株主優待[かぶぬしゆうたい] 企業が配当の一部を、その製品やサービスなど行い、株主に還元すること。実は日本独自の制度

▶キャピタルゲイン 株式などを売却することで得られる利益=売却益

▶国債[こくさい] 国が発行する債権。長期から短期まで様々なものがある

▶個別株[こべつかぶ] 企業単体の株式

【さ行】

▶債権[さいけん] 国や企業が資金調達のために発行する有価証券(借金の証明書)。利率や満期日(償還期限=この日までに返しますという期日)が決められている

▶指値[さしね] 株式などの売買で価格をきっちり指定すること(―注文)⇔成行

▶塩漬け[しおづけ] 株価などが大幅に下落して売るに売れず、長期でほったらかしにしている状態のこと

▶時価総額[じかそうがく] 株価×発行済み株式数の数値。企業規模を示す指標となる。かつては日本企業が世界でも上位を独占したが、今や米国企業がトップを占める

▶自社株買い[じしゃかぶがい] 企業が発行済みの株式を自らの資金で買い戻すこと。株価が ア がいやすくなり、企業買収への対策になる

▶損切り[そんぎり] 損失が出ている状況で、さらなる損失を広げないために、あえて売却すること。頭で分かっていても実行は難しい技術

【た行】

▶ダウ平均[だうへいきん] 「ダウ平均」「NYダウ」とも表記される、米国ダウ・ジョーン社が算出する米国の代表的な指数

▶単元[たんげん] 株式などの最低取り扱い単位。日本株は100株が多く、米国株は1株からが多い。日本株でも単元未満の株=ミニ株を買える証券会社などもある

▶チャート[ちゃーと] 株価の値動きをグラフ化したもの。横軸に時間、縦軸に株価を示すものが多く、切り取る時期や、期間の長さなどによって同じ株のチャートでも違ったものに見えるので、購入する際は、短期のチャートと長期チャート、必ず両方見比べてみよう

▶投資信託[とうししんたく] 多数の投資家から集めた資金を運用の専門家(ファンドマネジャー)が運用する金融商品。多額の資金を運用するのが一般的で、市場平均(インデックス指数)と同じ値動きを目指すインデックスファンドと、それを上回る成果を狙うアクティブファンドがある。

※「投資家のみんな! オラにちょっとずつ資金を分けてくれ!」といってパワー(資金)をためる資産運用の元気玉=投資信託です。当サイトでは個別株より投資信託、その中でもインデックススファンドを推奨しますが、投資方針は人それぞれです

▶テクニカル分析 株価チャートから相場を予測する分析手法。移動平均線など、さまざまな手法を用いてデータを読み解く。もちろん出来るに越したことはないが、インデックスファンドへの長期投資だけの投資スタイルなら、特にできなくても問題なし(僕は出来ません)

▶トータルリターン 株式などの配当利益(インカムゲイン)に、株式自体の値上がり益を合わせた、まさに株式全体でのリターンのこと

▶ドルコスト平均法[どるこすとへいきんほう] 株式などの購入方法のひとつ。一括投資せず時期を分散することで、価格変動、為替変動などの影響を低く抑え平均購入価格を低く抑えられる。いわゆる「高値づかみ」の可能性が下がる。右肩上がりの相場で有効。「毎月定額を決められた日付で購入」と設定すると、チャートの動きに惑わされることなく、平穏な生活がおくれるかも

【な行】

▶NASDAQ総合指数[なすだっくそうごうしすう] ハイテク銘柄中心の米国ナスダック(NASDAQ)市場に上場する全銘柄から算出される指数

▶NASDAQ100指数[なすだっくひゃくしすう] ナスダック市場に上場する金融セクターを除いた上位の100銘柄で構成される指数 

▶成行[なりゆき] 株式などの売買で価格を指定せず、市場の動静に合わせて売買すること⇔指値

▶NISA[にーさ] 少額投資非課税制度。一定期間内、限度額内での投資に対する利益(売却益、配当益)が非課税になる非常にお得な制度。運用期間、運用額、投資対象などは様々ある。

  • 一般NISA 5年間 年120万円(=総額600万円)
  • つみたてNISA 20年間 年40万円(=総額800万円)
  • ジュニアNISA(19歳以下が対象)で2023年まで投資可能(最長5年間)。年80万円(=総額400万円) 

【は行】

▶売却益[ばいきゃくえき] 株式などを売却したことによる利益。通常はここから約20%課税されるが、NISAやiDeCoを利用すれば、非課税にできる

▶配当金[はいとうきん] 企業が得た利益の一部を株主へ現金(基本は現地通貨建て)として支払い、還元するもの

▶配当性向[はいとうせいこう] 企業が得た利益から配当金へ充てる割合のこと。高ければ、株主への還元意識も高いと言える。また利益が多くとも、積極的な設備投資や技術開発などを行い事業拡大を目指す企業は配当性向が低くなる

※当期利益は低くても、多くの配当を(無理して)出すことで株主の人気を保とうとする(株価を維持したい)企業もあるので、単純に高ければいいってものでもない

▶配当利回り[はいとうりまわり] 年間トータルの配当金が株価の何%に相当するかを示す指標。つまり「株の利子」。株価100円で配当5円なら配当利回り5%。 分配金利回りも同義語

▶バリュー株 売上や成長率など、企業の価値に比べて割安な株のこと

▶ファンド 資産運用のための金融商品(投資信託)や、それを運用する会社を表す

▶複利[ふくり] 元本だけでなく利子にも利子がつくこと。偉大な物理学者アインシュタインも「人類最大の発明」と認めるすごい仕組み ⇔単利(元本にしか利子がつかない)

▶BRICs[ぶりっくす] ブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字からとった造語。多くの人口や技術発展を背景に、1990年代後半から2000年代、米国がITバブル崩壊で苦しんでいた時期に台頭し、経済的に大きく成長した。現在は落ち着いた感があるが、まだまだ成長の余地あり

▶暴騰[ぼうとう] 株価が急激に上がること。定義された基準はないが、1日で5%、数日間で10%も上がれば暴騰という印象。市場心理により実際の価値以上に過大評価されて上がることもある

▶暴落[ぼうらく] 株価が急激に下がること。定義された基準はないが、1日で5%、数日間で10%も下がれば暴落という印象。 市場が混乱しパニック的な状況になることもある。ここで落ち着けるかが正念場。

▶ボラティリティー 株価の値動きの幅

▶ポートフォリオ 細かな資産配分のこと。例えば株100万円のうち、A株40、B株30、C株10、D株……というような配分のことを示す。⇔アセットアロケーションは大まかな資産配分を示す

【ま行】

▶マーケット 市場のこと

【や行】

▶約定[やくじょう] 株式などの売買が成立したこと

【ら行】

▶利益確定[りえきかくてい] 株価などが値上がりし、利益を確定した場面で売ること。「利食い」ともいう

▶REIT[りーと] 不動産の投資信託

▶流動性[りゅうどうせい] 株式などの流通、取引の容易さを示す。一般に発行済みの株式が多ければ「流動性が高い」とさて、売買などが容易に成立しやすくなる

▶リーマン・ショック 2008年(平20)に米国投資銀行大手のリーマン・ブラザーズが史上最大級の負債を抱えて倒産したことを契機に発生した世界的な経済危機のこと。当時の米国S&P500指数は約56%も下落した

▶ローソク足[ろうそくあし] 株価の値動きを示すチャートの中で、特に1日の値動きをローソクのような形で示したもの。「始値」「高値」「安値」「終値」が分かる

【わ行】

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